太陽熱集熱器(FUJI-C)を利用した太陽熱温水プロジェクトです。小規模から大規模施設まで現在ご使用の給湯システムに最適な太陽熱温水システムをご提案しております。ヒートパイプ式真空管を使用した太陽熱集熱器(FUJI-C)は高い集熱効率、低い熱損失率により、たくさんのお湯を作ることが可能です。集熱器側の回路には不凍液を循環しますので寒冷地にも対応します。太陽熱温水プロジェクトは集熱器の設置スペース、接続方法など、導入条件によりシステムが大きく異なります。使用環境に最適なシステムをご提案いたしますのでお気軽にご連絡ください。
真空管が太陽エネルギー(主に赤外線)を効率良く吸収し、伝熱効率が高いヒートパイプが熱を伝えて水を温めます。
太陽の日射エネルギーにより温められた作動液は蒸気となり、ヒートパイプ先端に移動し、タンク内の水を熱交換で加熱します。蒸気による熱伝達効率は非常に高いので少ない伝熱面積でも十分にタンク内を昇温します。そしてアクティブボールが熱の上下運動を更に活発化させています。
真空管は魔法瓶の原理で、吸収した熱エネルギーを閉じ込めて外に逃しません。外気温が低い冬場でも高いパフォーマンスを発揮します。
下図は熱交換器を使用し、貯湯槽を温める接続例です。源泉等で水質に不安がある場合でも熱交換器をチタン製にすることで対応可能です。接続方法は設置条件により異なりますのでお気軽にご相談ください。
真空管と真空管の間には隙間があり、円形であることから耐風圧性に優れているので日本のように台風の多い環境にも適しています。風の影響をあまり受けないため、太陽光発電パネルのような頑丈な架台、大型の基礎を設置する必要はありません。
真空管式は他の型式に比べて太陽光の日射角度による集熱量低下が少ないこともメリットの1つです。日射角度が双方に45°の範囲内であれば集熱面積を100%使い集熱します。つまり、朝から夕方まで最大限に太陽エネルギーを吸収できるのです。
FUJISOL製 太陽熱集熱器 FUJI-C